健康に暮らしていく上で、お部屋の温度管理を適正に行うのは重要なことです。
1日の多くの時間を過ごすお部屋が快適でないと、ストレスが溜まっていき病気などを引き起こしてしまいかねません。お部屋の温度管理をする場合、常に一定の温度に保っておけばいいと考えがちですが、そんなことはなく、季節によって快適な温度というのは変わってきます。夏場の場合は、だいたい25度から28度程度にしておくといいですし、冬場なら18度から22度くらいでOKです。なぜ夏と冬で違いがあるのかと言えば、着ている服がまず違うという事がありますし、湿度が違うということもあります。
湿度に関しては普段あまり気にしないという方が多いかもしれませんが、部屋の環境を快適に感じるか不快に感じるかは、この湿度がかなり大きな鍵を握っているといっても過言ではありません。湿度が10%程度変わると、体感温度が1度くらい変わるとも言われているので、湿度コントロールは温度管理にも負けないくらい重要なことです。湿度は、夏場ならだいたい45~60%程度、冬場なら55~65%程度にしておくのがいいでしょう。
冬場の方が夏場よりも少し高くするのは、外が乾燥しているため、少し高めにしておくくらいの方が快適であるからです。夏場は外は湿度が高くじめじめするので、部屋の中は湿度は少し低めにしたほうが快適さを保てるはずです。上記で示した湿度・温度管理の数値はあくまでも一般論であり、全ての人に当てはまるわけではなないので注意が必要です。